坂田墨珠堂について

 

会社概要

挨拶

代表取締役 坂田 さとこ文化財を未来に繋ぐためには、今できる保存修理に最善を尽くすのはもちろんですが、将来の修理も安全にできる技術を磨くこと、また修理する人材も育てなくてはいけません。そして、文化財修理に不可欠な伝統的材料である紙、裂、膠、保存箱など、また刷毛、筆といった道具類の製作技術も合わせて守ってゆくことも必須です。

我々文化財修理技術者は、伝統的な技術と材料を駆使しつつ、他方では新技術や新素材の開発、改良、研究を行いながら、現時点で最善の手段を用い修理を行います。新技術や新素材の実用については、将来的な経年変化等について十分に検討しながら、文化財を伝える一翼を担う立場として倫理観を持って日々修理に取り組んでおります。

平成元年に創業した坂田墨珠堂は、令和元年に創業30周年を迎え、また新たな時代を歩み始めました。時代の流れと共に文化財を取り巻く環境も新しい時代を迎えております。どんなに時代が移り変わろうとも、人の手から手へ守り伝えられてきた文化財は、これからも人の心が繋いでゆくべき大切な人類の遺産です。文化財保存修理技術の根源は、大切なものを残そうとする人々の「心の文化」です。次世代への架け橋となるため、一つ一つのご縁を大切に私たち文化財保存修理技術者は研鑽の日々を過ごしております。代表取締役 坂田 さとこ

基本情報

会社名 株式会社坂田墨珠堂
創業 1989年(平成元年)5月20日
所在地 〒520-0525 滋賀県大津市小野1144-1
TEL: 077-594-3447
FAX: 077-594-3449
E-mail: info@bokujudo.com
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代表者 代表取締役 坂田さとこ
資本金 1000万円
事業内容 美術工芸品の保存修理(絵画、書跡・典籍、古文書、歴史資料)
表装(掛軸装・襖装・屏風装・扁額装・巻子装などへの仕立て)
表装材料の販売
日常のメンテナンス・保存環境の相談
文化財の保存や修理についての講演等

沿革

1989年(平成元年) 墨珠堂創業(店主 坂田雅之)
1999年(平成11年) 有限会社坂田墨珠堂に商号変更
2002年(平成14年) 一般社団法人国宝修理装潢師連盟に加盟
2006年(平成18年) 株式会社坂田墨珠堂に商号変更
2013年(平成25年) 坂田雅之 一般社団法人 国宝修理装潢師連盟理事長就任
2014年(平成26年) 坂田さとこ 代表取締役就任
2018年(平成30年) 坂田雅之 一般社団法人 国宝修理装潢師連盟名誉会長就任
坂田雅之 取締役会長就任
2019年(令和元年) 創業30周年

受賞歴

2014年(平成26年) 坂田雅之 滋賀県文化功労賞受賞
2016年(平成28年) 坂田雅之 文部科学省地域文化功労者表彰受章
2017年(平成29年) 坂田雅之 文化庁長官表彰受章
2019年(令和元年) 坂田雅之 令和元年秋の褒章 黄綬褒章受章

刊行物・講演実績

刊行物

坂田墨珠堂創業30周年記念誌
『珠々の記 色は匂ほへと』

2019年 株式会社坂田墨珠堂

 

LOTUS 日本フェノロサ学会機関誌No.38

2018年

坂田さとこ『文化財修理倫理観の変化と技術的進歩
– 保存修理の観点から –』

LOTUS 日本フェノロサ学会機関誌No.36

2016年

坂田さとこ『三井寺勧学院客殿障壁画の保存修理
-文化財保存修理の倫理と共に-』

『日本美術品の保存修復と装潢技術 その四』

2009年 クバプロ

第2部 事例報告:
佐味 義之「朝鮮刊本の修理」– 類例調査により得た知見を踏まえて–
佐味 義之「竹紙」– 古来製法の実践と補修用竹紙抄造の考察 –

『新訂 博物館概論』

2008年 放送大学教育振興会

佐々木 利和、本多 俊和(スチュアートヘンリ)、湯山 賢一 編著
小稿:佐々木 利和・坂田 雅之「博物館資料の修復」

『日本の美術 No.480』ー書跡・典籍、古文書の修理ー

2006年 至文堂

池田 寿 著
小稿:坂田 さとこ 「密陀軸ー作製方法の復元的研究」

文化財保存修復学会誌 Vol.48

2004年

坂田さとこ『密陀軸の研究』

主な講演実績

講演名 発表者 主催
2019/5/11 2019年度文化財サポーター養成講座
テーマ「文化財保存と修復 −装潢−」
佐味義之 多賀町立文化財センター
2019/2/16 草津宿街道交流館
「岳陽画仏涅槃図の保存修理」
坂田さとこ 草津宿街道交流館
2018/11/5 箕面シニア塾
「100年先を見据えた保存修理〜装潢分野の文化財を中心に〜」
坂田さとこ 箕面市、 箕面市教育委員会
(主管:公益財団法人箕面市メイプル文化財団)
2018/11/1 平成30年度群馬教区秋季特別研修会
「護り伝える心と技」〜装潢分野の文化財を中心に〜
坂田雅之 天台宗群馬教区
2018/8/31 大阪自治体史連絡協議会研修会
「装潢分野の文化財保存修理について〜箕面市指定文化財 瀧安寺所蔵 中尊寺経と大般若経の修理を通して〜」
坂田さとこ 箕面市立郷土資料館
2018/7/2 「装潢文化財の修理について」〜護り伝える心と技〜 坂田さとこ 滋賀県文化財保護連盟
2018/6/20 京都朱雀ロータリークラブ
「護り伝える」という心 −文化財保存修理の現場から−
坂田さとこ 京都朱雀ロータリークラブ
2018/3/25 肖像画修理再生フォーラム
『徳川家康画像・織田信忠画像の修理 −装潢技術による文化財修理と保存−』
坂田さとこ 滋賀県立安土城考古博物館
2018/2/11 武四郎講座
『文化財の調査と修理技術 −重要文化財 松浦武四郎関係資料の修理を通して−』
嘉門一彦 松浦武四郎記念館友の会
2018/2/10 高知県立高知城歴史博物館
展示関連企画「女乗物を解き明かす −修理とその成果」
修理報告:『山内家伝来 女乗物内貼付画 修理報告』
佐藤麻衣子 高知県立高知城歴史博物館
2017/9/15〜16 日本フェノロサ学会【第38回年次大会】
『臨時全国宝物取調鑑査状付き文化財からみる文化財修理倫理観の変化と技術的な進歩
〜絹本著色十一面観音像1幅 保存修理より〜』
坂田さとこ 日本フェノロサ学会
2017/8/5 ぐんま史料講座
『なおして活かす文化財 −群馬県大型絵図−』
坂田さとこ 群馬県立文書館
2017/2/12 武四郎講座
『先人に学ぶ「伝える」という心 −文化財修理の現場から−』
坂田さとこ 松浦武四郎記念館友の会
2017/1/21 くさつ・歴史発見塾
「護り伝える文化財の大切さ −文化財保存修理 装潢技術を通して−」
坂田さとこ 草津市立草津宿街道交流館
2016/11/27 箕面市立郷土資料館 体験講座・公開講座
特別公開「中尊寺経」の秘密!
「100年先を見据えた仕事 −中尊寺経の保存修理−」
坂田さとこ 箕面市立郷土資料館
2016/2/14 武四郎講座
「掛軸・巻子の保存修理と取扱い」
坂田さとこ 松浦武四郎記念館友の会
2016/2/14 平成27年度「千年の美」つたえびと養成講座第3回
「屏風・掛け軸・巻子の形と構造
−屏風を作ってみよう−」
佐味義之 滋賀県教育委員会文化財保護課
2016/5/14 静嘉堂文庫美術館 リニューアルオープン展 第3弾
よみがえる仏の美〜修理完成披露によせて〜
講演会
「文化財修理の現状〜静嘉堂絵画の修理から〜」
坂田さとこ 静嘉堂文庫美術館
2015/11/11 島津製作所創業記念資料館所蔵
天明の顕微鏡 保存修理報告と構造の考察
佐味義之 島津製作所創業記念資料館
2015/10/10 第10回げんき塾
「絵画・書跡の保存修理」〜文化財を守り伝えるという事〜
坂田雅之 和邇文化センター
2015/7/31 重要文化財「石山寺校倉聖教」冊子本 平成大修理完成記念展覧会
シンポジウム「石山寺校倉聖教修理をめぐって」
坂田さとこ 大本山石山寺
2015/9/12 日本フェノロサ学会 第35回年次大会
「勧学院客殿障壁画の保存修理」
坂田さとこ 日本フェノロサ学会
2015/2/8 武四郎講座
「蝦夷屏風の修理
〜屏風の構造・修理・旧形態の保存について〜」
佐味義之 松浦武四郎記念館友の会
2014/2/9 武四郎講座
「蝦夷屏風の修理〜文化財修理における装潢分野〜」
坂田雅之 松浦武四郎記念館友の会
2012/11/14 第537回 れきはく講座
「木戸 安養寺・絹本著色阿弥陀来迎図の 修理と復元模写について」
坂田雅之 大津市歴史博物館
2010/5/8 「竹生島宝厳寺文書」保存修理事業完了報告会
竹生島文書修理の実務 附.北斗九星像について
〜近年における文化財保存修理の実情〜
坂田雅之 長浜城歴史博物館
2009/7/30 滋賀の文化財講座 打出のコヅチ 第2回
「薬師十二神将像と保存修理について」
佐味義之 滋賀県教育委員会(主管:文化財保護課)・滋賀県立琵琶湖文化館
2009/1/23 長浜東ロータリークラブ例会
「文化財修理の現状 −装潢分野(絵画・書跡・典籍・古文書等)の修理」
坂田雅之 長浜東ロータリークラブ
2007/5/22 “国際敦煌プロジェクト(IDP)
「“A New Approach to Restoration of Paper Based Cultural Assets in Japan”」”
坂田さとこ 国際敦煌プロジェクト(IDP)